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  • 三木豆腐について

    奈良時代(710年~784年)、豆腐は中国に渡った遣唐使の僧侶等により伝えられたと云われております。

    弊社はそんな歴史ある奈良の地で1948年に創業した豆腐屋で御座います。
    各地域にその土地に根ざした在来大豆があるように、ここ奈良にも「大鉄砲」と呼ばれる幻の在来大豆がありました。

    私たちは農家を探し種を探し、そして現在、耕作放棄地を活用しながら奈良県在来大鉄砲大豆の栽培面積を増やし続けております。

    2020年2月「奈良で守る」という目的で商標登録をしました。登録名は「大和大鉄砲」。農家と一緒に大豆の種を蒔く全国でも珍しい豆腐屋です。

    大鉄砲豆冨への想い

    奈良は日本に初めて豆腐が伝わった地と云われています。
    「歴史ある奈良の豆腐を地元の大豆でつくりたい」
    2016年秋、その想いを抱き協力して頂ける農家を探し始めました。そんな折、偶然知った在来大豆の存在、それが「大鉄砲」。今では考えられない名前に「ひとめぼれ」しました。

    そして、地元の農家が「味噌にするとおいしい」という理由で、種を代々自家採取され現在も守り継がれていることを後から知ることに。まさに知る人ぞ知る幻の大豆。

    貴重な種を探し、手に入れた数kgの種を2017年の初夏、農家と共に畑に蒔きました。まだ豆腐になるかどうかもわからない希望の種を。そして同年12月、収穫されたばかりの大豆で初めての豆腐づくり。

    「甘い!」衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。今では農家さんと私たち豆腐屋が一緒に畑に種を蒔く光景はごく当り前のものとなっています。

    大粒で甘みが特徴の大和大鉄砲大豆。その大豆を全て研磨し雑味となる微細な埃を取り除きます。
    そして栄養価が最も高いといわれる発芽寸前まで時間を掛けて浸漬します。約2cmもの大きさに膨れた大豆をすり潰し、井戸水を加えて圧力釜で一気に炊き上げる。こうしてできた豆乳は格別にうまい!

    実はこの豆乳…

    農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブランド認定コンテスト2021で、一流シェフの審査を経て「料理マスターズ認定ブランド」に輝いた豆乳なんです。


    そんな濃厚な豆乳をそのまま味わえる絹こしタイプの「大鉄砲豆冨」、適度な弾力と旨みが凝縮された「木綿豆腐」、やわらかなプリンのような食感と濃厚な味わいの「濃とろ豆腐」、出来たてのお豆腐をお玉ですくった「寄せ豆腐」、さらにしぼりたてをそのままホット充填し急速冷却した濃厚で新鮮な「豆乳」。
    種蒔きから豆腐づくりまで全てを見届けたMade in Nara のお豆腐・豆乳をどうぞご賞味ください。